日本IBMは5日、地方銀行向けウェブホスティングサービスを携帯電話のEZwebとJ-skyにも対応させ今秋からサービスを始めると発表した。これまではパソコンとNTTドコモのiモードだけだったが、今回の対応で地銀については主要3グループの携帯端末がそろうことになる。

　 このシステムの利用をすでに明らかにしているのは十六銀行（8356）、スルガ銀行（8358）、足利銀行（8335）、中国銀行（8382）の4行。残高照会から入出金明細サービス、振り替え、振り込みなどが24時間、365日提供できるようになる。

　 すでにiモードへの加入者が今年8月に1,000万人を突破しているほか、EZweb300万人、J-sky250万人と携帯によるモバイルインターネットは1,500万人を超える状況になっている。地銀がiモードだけでなく、ほかの携帯端末にも対応することによってモバイルバンキングはさらに拡大しそうだ。