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ソフトバンク連合に譲渡~日債銀、4日に再スタート |
預金保険機構は1日、特別公的管理下(一時国有化)に置かれていた日本債券信用銀行をソフトバンク、オリックス、東京海上火災保険を中心とする企業連合に正式に譲渡、新経営陣のもと4日から民間金融機関として再スタートを切る。”初代”社長には、本間忠世・元日銀理事が選任される予定。新銀行名は「あおぞら銀行」で、来年1月に改称する。 日債銀は1998年12月、経営が事実上破綻、政府から金融再生法に基づく特別公的管理の適用を通告された。1年9カ月に及んだ特別公的管理の期間中、債務超過の穴埋めなどソフトバンク連合への譲渡を円滑に行うために約3兆2,400億円の公的資金が投入された。また、譲渡後の資本増強に2,600億円の公的資金が追加注入されることになっている。 ソフトバンク連合は、日債銀の全株式を10億円で買い取り、新たに約1,000億円を出資。従業員数を削減し、個人向けの低コストなインターネットバンキングやベンチャー融資などを事業の柱に据える。4日に総会を開いて取締役を選出、ダン・クエール元米副大統領らが社外役員に選任される予定。 ■URL・日債銀 http://www.ncb.co.jp/ ・預金保険機構 http://www.dic.go.jp/
(沖野宗一)
2000/09/01
10:57
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3/30(金) |
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