住商情報システム（9719）とSASインスティチュートジャパンは31日、SASの臨床解析対応アプリケーションについて、包括的な業務提携を結んだと発表した。同ソフト導入のユーザーに対して住商情報はシステム構築やサポートを行っていく。

　 臨床解析対応ソフトの「SAS/PH―Clinical」は、データ解析を一元的に管理してリポートの作成を支援するもの。ソフト上で解析作成の経過などを再現できるため臨床試験の品質向上や期間短縮も実現する、という。

　 両社は今後1年間に大手製薬企業をターゲットに10件の導入を目標にして拡販を進める。