＜マザーズ＞
　 ネット総研（4741）が6日続伸で、6月29日以来の1000万円大台回復となった。ただ、急ピッチな戻りに対する警戒感も生じ始め、その後は戻り待ちの売りに伸び悩んでいる。リキッドオーディオは7日ぶりに反落、1：3の株式分割発表で当面の好材料は出尽したとの見方にもなっているようだ。昨日反発のマネックス（8626）は早々と失速、サイボウズ（4776）は3日続伸でリバウンドの動きを一段と強めている。クレイフィッシュ（4747）は急反発、まんだらけ（2652）はさえず、再度上場来安値に急接近の展開となっている。

　 ＜ナスダックジャパン＞
　 エネサーブ（6519）とデジタルアドベンチャー（4772）の活況が続いている。エネサーブは本日外資系証券の手口も目立ち始め大幅続伸。デジタルアドベンチャーは8連騰、初の3000円台乗せとなった。ガーラ（4777）も4日続伸と8月23日の上場初値に迫る勢い。モーニングスター（4765）が大幅続落と軟調な動きが目立つ。

　 株式会社フィスコ　アナリスト佐藤勝己