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プリンター向け最速読み出し性能~富士通がフラッシュメモリー開発

  富士通(6702)は30日、ページ読み出しが20ナノ秒と最速を達成した32Mビットのページモードフラッシュメモリーを開発したと発表した。米国の提携先であるAMD社との共同開発となるもので、同日からサンプル出荷を始めた。ページモードフラッシュは、レーザプリンターやカーナビゲーションに使われるもので、印刷や地図検索の高速化に対応するため、ページ読み出しのスピードアップが求められている。

  開発したメモリーは、「MBM29PL3200TE」など2タイプ。一度に大量のデータ処理が可能になるよう、データ転送幅も業界で初めて32ビットに拡張されている。価格は薄型表面実装パッケージ仕様で、3,500円。2タイプ合計で、月間100万個の販売を目標にしている。



■URL
・富士通のニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/08/30.html

(沖野宗一)
2000/08/30 15:42
3/30(金)
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