＜マザーズ＞
　 ネット総研（4741）がストップ高、昨日発表した1：3の大幅な株式分割が引き続き好感材料とされている。同時に発表した決算で黒字決算が確認できたことも安心感を誘ったようだ。同様に、今年度第3四半期までの決算内容を発表したオンザエッヂはもみあい。第3四半期までの経常損益は1.07億円の赤字となっているが、大手証券の最上級格付けでそれほど売りこまれる展開にはならなかった。クレイフィッシュ（4747）は下げ止まらず連日の安値更新、サイボウズ（4776）も一時安値更新と、引き続き公募組の利益確定売りに押された。

　 ＜ナスダックジャパン＞
　 昨日新規上場したエネサーブ（6519）は引き続きしっかりの展開となっている。好業績が続いていること、株価に割高感がないことへの評価は根強いようだ。デジタルアドベンチャー（4772）も5日続伸となり、本日は上げ幅を広げる展開となった。現実に利益を伸ばしているネット関連株としてあらためて評価の動きが強まっている。モーニングスター（4765）は3日続伸、ガーラ（4777）も本日は反発となった。

　 株式会社フィスコ　アナリスト佐藤勝己