クリーク・アンド・リバー社（4763）の持ち株会社であるシー・アンド・アール（C＆R）は24日、IT技術者を養成する新会社「リーディング・エッジ」を設立した、と発表した。不足しているといわれるネットワーク管理などのエンジニアを育て、登録から派遣、紹介などを行っていく。

　 　リーディング・エッジは資本金2億円でこのうちのおよそ90％をC＆Rが出資した。本社を東京のクリーク＆リバー社内に置き、社長には7月まで日本SGI副社長を務めていた成井弦氏が就任した。

　 　また、東京に延べ500平方メートルの教育センターも開設することを決め、Linux、インターネット、eコマースの分野におけるセキュリティー教育などを行っていく。

　 　クリーク＆リバー社はマルチメディアクリエーターを中心とする技術者の登録や派遣業務会社で、ナスダック・ジャパン市場に上場しているが、今回、IT技術者にフォーカスした新会社を立ち上げたことで、IT全般の技術者の登録や派遣の体制が確立した。