ニフティは23日、韓国のインターネット・サービス・プロバイダー（ISP）であるユニテル、サイバーショッピングモール運営の三星物産の2社とインターネットを基盤とするビジネスで提携したと発表した。ニフティとユニテルの両方の会員が相互にネットワークを乗り入れることが可能となるほか、互いの仮想店舗を中心とするEコマースも乗り入れ出来るようになる。今年11月にも提供を開始する。

　 ユニテルは会員321万人を持つISPで、三星物産は155万人の会員がいるオンラインモール「サムソンモール」を運営している。3社は提携することで（1）それぞれのアクセスポイントを自国内にいるのと同様に使えるダイレクトフリーローミング（2）互いの会員が乗り入れるコンテンツ共有（3）Eコマースの共有を実現する。

　 ニフティにとっては香港、シンガポールに続くグローバルな提携で、国境のないインターネットのメリットを最大限に生かしたビジネスチャンスを拡大させていく考えだ。