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光通信が一時ストップ高~リストラに一定の評価 |
光通信(9435)が22日、事業再編がおおむね終了し来期以降の黒字化の目処がたったとの発表を受けて一時、前日比500円高(10.6%高)の5210円とストップ高まで買い進まれた。しかし、引けにかけては軟化して、結局同150円高(3.2%高)の4860円で終了。 同社では、主要事業のひとつである携帯電話販売事業で、不採算店舗の整理などを行なってきたが、これが7月末で終了したとしている。整理店舗数は1,050店舗で、営業店舗数は7月末現在で796店舗(2000年2月末1,837店舗)。店舗整理など、リストラによる特別損失は総額560億円が見込まれる。 一方、ソフトバンク(9984)株など下期における有価証券売却により、これまで差し引き583億円の特別利益を計上している。今年3月以来、同社では手元流動性を高めるために保有有価証券の売却を断続的に進めている。 また、同じく下期には自社の無担保転換社債をこれまで総額180億円買い付けている。買入を行なった社債は今期中に全額消却する予定で、買入消却に伴い71億円の消却益を2000年8月期決算に特別益として計上する。 この一連の業務改革を株式市場では、一応評価したかたちといえる。しかし、これまでのさまざまな問題が一段落したとして、改めて事業の成長性を考えてみると積極的に評価できるかどうかは疑問との声もある。 ■URL・光通信 http://www.hikari.co.jp/ ・株主の皆様へ(光通信) http://www.hikari.co.jp/hikari/invest/ ・光通信が決算と経営方針を発表、一転営業赤字予想で不透明感払拭とはならず(INTERNET Watch) http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2000/0424/hikari.htm
(別井貴志)
2000/08/22
18:44
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3/30(金) |
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