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Linux版で初の大規模ネット対応DB管理システム~日本オラクルが投入

  日本オラクル(4716)は22日、Linux OSに対応したリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)として「Oracle8i」シリース2種類を売り出すと発表した。規模の大きい電子商取引などにも対応できる「Oracle8i Enterprise Edition R8.1.6」と小規模なネットワーク向けの「同Workgroup Server R8.1.6」で、出荷開始はそれぞれ8月30日と9月上旬から。

  オラクルがLinux対応で大規模システム(エンタープライズ)向けのRDBMSを投入するのは初めてとなる。NECや日本IBMなどパソコンメーカーは、このシステムを搭載したハードの販売を強化することにしており、OSにWindows NTを採用した機種が独占状態にあるパソコンサーバー市場にクサビを打ちこむことになるものと注目される。

  オラクルは、99年3月に初めてLinux対応RDBMS(小規模ネット向け)を発売していたが、今後もLinux製品を拡充する方針という。今回の製品価格はエンタープライズが160万円(8同時ユーザー)から、ワークグループは22万円(5同時ユーザー)から。

■URL
・日本オラクルのニュースリリース
http://www.oracle.co.jp/news/owa/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=433

(沖野宗一)
2000/08/22 16:58
3/30(金)
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