＜マザーズ＞
　 スカイマーク（9204）が反落。8月11日に続いての、東京・福岡線普通運賃500円値下げの報道が嫌気された。大手の追随を受けた再値下げとの見方から、航空業界の競争の激化が再認識させられる展開になっている。8月単月の収支はプラスに転じる見込みとされているが、それ以降の収益力に対して懸念が強まる格好。先週の業績下方修正が引き続き嫌気されて、まんだらけ（2652）も続落、再度上場来安値45万円更新が視野に入っている。反面、バリュークリック（4759）、ぷらっとホーム（6836）がしっかり、マネックス証券（8626）も薄商いながら6日ぶりに反発となった。

　 ＜ナスダックジャパン＞
　 ゼロ（4697）がストップ安、戻り達成感から利食い売りが集中した。先週末に切り返したベクター（2656）も早くも反落と不安定な動きが続いている。モーニングスター（4765）をはじめとして出来高は一段と減少の兆し。

　 株式会社フィスコ　アナリスト佐藤勝己