富士通（6702）は21日、米サヴィオン社とビジネスソリューションを共同開発していくことで合意したと発表した。富士通の「シンフォウェア」とサ社の「ビジネスマネジャー」両ソフトを連携させてインターネット時代のソリューションを提供する。

　 シンフォウェアは富士通が開発したデータベースやインテリジェントソフトの総称。サ社のビジネスマネジャーはGUI（画像操作環境）を備えたビジネスアプリケーション群で今回、両社はこの2つのソフトを組み合わせることで様々な活用の提案が可能になる、としている。

　 例えばビジネスマネジャーが収集したこれまでの情報から、シンフォウェアを使って必要なデータだけを抽出し、専門技術者がいなくても情報の分析や解析が出来るようになる。

　 今後、両社は相互に相手の持つソフトウェア商品群を自社ラインナップに追加し、販売促進に結び付けていく。