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イートレードとディジットがナスダックJに上場へ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オンライン証券のイー・トレード(8627)とインターネット関連情報誌のディジット(4786)のナスダック・ジャパン市場新規上場が承認された。 イー・トレードは、スタンダード基準で9月8日に上場する予定。同社は98年6月にソフトバンク(後に持分をソフトバンク・ファイナンスに譲渡)と米国E*トレードの出資により設立された。両社の出資比率は、それぞれ58%、42%。その後、対面営業の大沢証券を98年10月に買収して完全子会社化し、99年4月に同証券の商号をイー・トレード証券に変更した。インターネット取引は、株式売買委託手数料が完全自由化された99年10月から開始した。 2000年3月期の連結決算は、営業収入が45億2,100万円、経常利益は13億6,700万円、純利益が13億7,200万円。 上場に際して公募増資を行い、増資後の発行済み株式数は9万1,000株となる。有価証券届出書の提出時の想定仮条件は1株150万~200万円で、平均価格は175万円。これを基礎として算出すると、今回の増資による差し引き手取り概算額は114億9,925万円で、このうち35億円は銀行からの借入金の返済に充当し、残額はシステム投資などに充てる。 先に東証マザーズに上場したマネックス証券(8626)が、連日の株価上昇で10万円を超え人気化していることから、これに続くことができるかどうか注目される。ただし、イー・トレード証券の口座数は非公開。
一方、ディジットはグロース基準で9月14日に上場する予定。96年12月に三井物産(8031)と大日本印刷(7912)などの出資により設立されたが、99年10月に三井物産から独立。現在の株主構成のなかで、上場公開企業は光通信(9435)が4.72%で第5位、大日本印刷が1.51%で第7位。 家庭向けホームマガジン「HOME PC」日本版の発行やデジタルコンテンツ企画などのインターネットポータル事業と、インターネット情報誌「iCupid」に登場するアイドルなどを起用したCD-ROMマガジンやデジタル写真集の発行、携帯電話へのデジタル画像配信サービスなどを目的としたデジタルエンタテインメント事業を行っている。 2000年12月期の連結決算は、売上高が28億8,500万円、経常利益が2億2,200万円、純利益が1億3,100万円と予想している。
・イー・トレード http://www.etrade.ne.jp/ ・ディジット http://www.digitinc.co.jp/
(別井貴志)
2000/08/11
11:57
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3/30(金) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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