デルコンピュータは9日、ASP（アプリケーション・サービス・プロバイダー）などのビジネスを支援する新プログラム「サービスプロバイダーダイレクト」を発表するとともに、このプログラムを推進する新事業部門「インターネットインフラストラクチャー事業本部」を発足させた。デルが持っている高性能サーバやストレージ製品に、さまざまなサポ～トプログラムを組み合わせて企業ビジネスを支援する。

　 サービスプロバイダーダイレクトは、インターネット・サービス・プロバイダー（ISP）やASP、ウェブホスティング、ドットコム企業をターゲットに開発した。例えば短期間のシステム構築を目的とするものでは、24時間いつでもシステムの見積もりなどを可能にし、購入に掛かる時間や手間を大幅に省くほか、サポートでも365日24時間の電話サポートや、専用のサポート窓口（ダイレクトライン）を設ける。

　 デルでは今後、サービスプロバイダー事業が急成長しているインターネットインフラをベースにさらに大きく需要が拡大する、と予想。新事業と部門がこれを推進し、「顧客のインターネットインフラ構築でベストパートナーを目指したい」としている。