米AT＆Tと米ヒューレット・パッカード（HP）は2日（現地時間）、グローバル企業や急成長中のいわゆるドットコム企業に向けた複雑なネットワークやアプリケーション管理などで提携関係を結んだと発表した。

　 具体的には、（1）電子商取引ソリューション（2）カスタム・ホスティング・ソリューション（3）HPのプラットフォームを使った高機能コンピューティング（4）AT＆Tのネットワーク技術を応用するE-mailサービスなど。製品のオンライン販売を行っている企業や、電子商取引を始めている会社に向けて、ソフトウエア、ハードウエア両方を含めたネットワークの接続管理や既存システムとの統合・融合をはじめ、顧客に合わせたカスタム電子商取引ソリューションを提供していく。また、AT＆Tの高いネットワーク技術力とHPが持つオープンメールテクノロジーを組み合わせたE-mailサービスも展開する計画。

　 いずれもAT＆Tの子会社である米AT＆TソリューションとHPとが双方の営業チャンネルを通して共同マーケティングを進める。