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NYSE・NASDAQ概況

  半導体、インターネット関連株中心に反発

  米国株式市場は25日、テクノロジー関連株を中心に上昇した。ダウ工業株平均は前日比14.85ドル高(0.1%高)の10699.97ドルと3日ぶりに小反発。前日に下げがきつかったNASDAQ総合指数は同48.00ポイント高(1.2%高)の4029.57ポイントと3日ぶりに反発し、4000ポイント台を回復した。

  モルガンスタンレー証券が半導体セクターに対してポジティブなコメントを出したため、インテルなど半導体関連株が強い。ヤフーなどインターネット関連株も大きく買い戻された。

  なかで、人事面のニュースで下落する銘柄があった。最高業務責任者(COO)が退社しバーティカルネット(VERT)の最高経営責任者(CEO)に就任することになったアマゾン・ドット・コム(AMZN)は 1 1/8ドル安(2.9%安)の37 5/8ドルと下落。同社の過去52週高値は113ドル、安値は32 7/16ドル。また、Linux関連のレッドハット(RHAT)は、最高財務責任者(CFO)がシリコングラフィックス(SGI)のCFOに就任することが明らかになり、2 7/8ドル安(12.1%安)の20 7/8ドル。同社の過去52週高値は151 5/16ドル、安値は15ドル。アマゾンもレッドハットも、高値からはかなり下落したレベルにある。

  引け後、eBay(EBAY)が第2四半期決算を発表した。EPS(1株当たり利益)は4セント(前年同期ブレイクイーブン)と市場予想平均の3セントを上回った。通常取引の終値は1 1/8ドル高(2.0%高)の56 1/4ドルだったが、アフターマーケットではさらに強含んだ。


(別井貴志)
2000/07/26 10:58
3/30(金)
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