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NYSE・NASDAQ概況(7月24日)

  NASDAQ総合指数が9日ぶりに4000ポイント割れ

  米国株式市場は週明けの24日、全般まちまちではじまったあとメルクの好業績発表を受けて薬品セクター中心に強含んだ。しかし、買いが続かず金融、小売、PC、インターネット関連株などを筆頭に引けにかけて軟化した。

  ダウ工業株平均は前週末比48.44ドル安(0.5%安)の10685.12ドルと小幅続落。NASDAQ総合指数も112.88ポイント安(2.8%安)と大幅続落し、7月11日以来9営業日ぶりに4000ポイントの大台を割り込んだ。

  シエナ、JDSユニフェーズなど光ファイバー関連は朝方高かったが引けにかけて下落。ドイツテレコムが株式交換と現金、債務引受により総額およそ560億ドル相当で買収することになった米国携帯電話大手のボイスストリーム(VSTR)は 21 1/4ドル安(14.2%安)の 128 1/2ドルと大幅安となった。同社の過去52週高値は161ドル、安値は34 5/8ドル。

  ボイスストリームは、NTTドコモ(9437)が戦略的提携をこれまで模索してきた。この提携を通じて米国に本格進出を目論んでいたため、このニュースを嫌気して、25日の東京市場でNTTドコモは6日続落基調。


(別井貴志)
2000/07/25 11:45
3/30(金)
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