大阪証券取引所は24日、インターネット上のコミュニティサイトの構築・運営などを手掛けるガーラ（4777）のナスダック・ジャパン市場グロースへの新規上場を承認した。

　 上場予定日は8月22日。上場に際し公募1,000株、売り出し200株を行なう予定。8月4日に仮条件を決定し、8月8日から11日にかけてブックビルディング（需要動向の把握）を行なう。公開価格の決定は8月14日。申し込み期間は8月15日から17日まで。主幹事証券は日興ソロモン・スミスバーニー証券。

　 会社設立は1993年9月3日。日本最大のサイバーコミュニティサイトである「ガーラフレンド」の運営をはじめクライアント企業への電子コミュニティシステム構築・運営、コミュニティ内の会話、ネット上でマイニング（発掘）したマーケティング情報の提供、インターネット上での広告、ホームページの制作・運営などを展開している。

　 2000年3月期（8月決算から変更したため9-3月期の変則7ヶ月決算）の連結決算ベースの売上高は2億1,148万円。売上構成比は、オプトインメール事業が10.0％、コミュニティーツールASP事業が4.3％、コミュニティ供給事業が20.9％、データマイニング事業が8.0％、その他広告等の事業が13.0％となっており、以上の事業を合わせてコミュニティ関連（56.2％）としている。このほか、システム開発ホームページ作成などの事業が34.3％、その他広告制作事業等が9.5％。