FINANCE Watch
トップページに戻る  
記事検索
グループウェアのサイボウズ、8月23日に東証マザーズに新規上場

  東京証券取引所は21日、インターネット、イントラネットソフトウェア開発・販売のサイボウズ(4776)の東証マザーズへの新規上場を承認した。

  上場予定日は8月23日。上場に際し1,000株を公募する。8月3日の取締役会で発行価額・仮条件を決定し、8月7日から10日にかけて需要動向を把握(ブックビルディング)する。公募価格が決定するのは8月11日。申込期間は8月15日から18日。主幹事証券は野村證券。

  スケジュールなどを管理できるグループウェアソフトウェア「サイボウズOfficeシリーズ」が主力製品(売上高構成比97.6%)で、同ソフトウェアは4,000社6,000部門導入を突破しているという。このほか、Webサーバーログ解析ソフトウェア(同1.3%)、サーバーソフトウェア(同1.1%)も手掛けている。

  2000年1月期(第3期)の売上高は4億630万円、経常利益は1億3,062万円。同社の設立は1997年8月8日で、設立当初から3期経つが黒字を続けている。なお、決算期を7月から1月に変更したため、2000年1月期の業績は1999年8月-2000年1月の6ヶ月間に、2000年7月期(第2期)の下半期を加えたもの。本年6月末現在の従業員数は26人(正従業員は19人)。

  黒字を続けているといっても、売上のほぼすべてが「サイボウズOfficeシリーズ」である点が評価のポイントとなろう。グループウェアは、無料から有料まで競合製品・サービスが多く、そのなかで今後の成長期待がどれだけ見込めるかが鍵となる。

■URL
・サイボウズ
http://www.cybozu.co.jp/

(別井貴志)
2000/07/21 21:51
3/30(金)
[特集] ご愛読に感謝~「FINANCE Watch」高アクセス記事集
[HOT] 契約流出招いた同業他社の誹謗中傷~東京生命破綻の内幕
[産業] NEC、グループのSCMを高度化~専門子会社設立
[ネット] セブン-イレブンがアリバのシステムを導入~グループのコスト削減狙う
[データ] 2000年の国内PCベースWS出荷が10万台突破~IDCジャパン調べ
[産業] コンテンツファンドをトータルプロデュース~C&RとJDC
[ネット] 地域密着ポータル「関西どっとコム」を設立~関西電力、博報堂など
[寄稿] 『瓦版一気読み』の連載を終えて
[連載] コラム 瓦版一気読み~最後の日「別れつらい」・・・
プライバシーについて | 編集部へのご連絡 Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.
本サイトの内容につきましては万全を期しておりますが、提供情報がシステム等に起因する誤りを含んでないこと、すべての事柄を網羅していること、利用者にとって有用であること等を当社及び情報提供者は保証するものではありません。
当社及び情報提供者は利用者等が提供情報に関連して蒙った損害ついて一切の責任を負いません。投資等の判断をされる場合は、他の資料なども参考にしたうえで、ご自身の判断でお願いします。