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NYSE・NASDAQ市況(20日) |
業績発表を好感しNY、NASDAQとも大幅反発~IBMが急伸 米国市場は20日、FRB議長の議会発言に注目しつつも、業績発表を中心にした展開となった。ダウ工業株平均は178.55ドル高の10843.87ドルと4日ぶりに大幅反発。NASDAQ総合指数も128.93ポイント高の4184.56ポイントと高値引けで3日ぶりに大幅反発した。 議会証言は、米国経済が減速を示しており需給均衡に近づいてはいるものの、経済減速が十分であるかどうかを判断するのはまだ時期尚早で、引き続き上昇傾向にあるコアインフレ率や労働市場を注目したいとの内容だった。市場では、金融引き締めサイクルはほぼ終盤と受け止めたが、特に材料視しなかった。 金利政策について特に波乱が無かったことで、一層業績に目がいった。予想を上回る決算を発表したIBM(IBM)が 8 1/2 ドル高(7%高)の117 1/4ドルと高騰。ルーセントテクノロジー(LU)も予想を若干上回る決算を発表したものの、今後2四半期の決算に対してネガティブな見通しを発表したため、10 5/16安(16%安)の 54 3/16ドルと暴落した。S&P500指数に採用が決まった光ネットワーク関連のJDSユニフェーズ(JDSU)が 21 3/8ドル高(20%高)の128 1/8ドルと大幅高。インテル(INTC)やシスコ(CSCO)などネットワークインフラや、オラクル(ORCL)やi2テクノロジーズ(ITWO)などソフトウェア関連も連れ高した。 一方、資金が無くなったなど経営不振について噂が台頭していたCDナウ(CDNW)は、世界第3位のメディア企業であるドイツのベルテルスマン(非公開・上場)に買収されることになった。株価は 3/64高(+2%高)の 2 59/64ドル。同社の過去52週高値-安値は2ドル‐22 5/8ドル。1億17万ドルの現金と買収完了までの運転資金を提供することと、4,200万ドルの借入金を肩代わりすることで合意している。ベルテルスマンは買収により電子商取引分野を拡大させる意向。
(別井貴志)
2000/07/21
17:29
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3/30(金) |
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