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ANA、国際線にレカロの新型シート USB-CやBluetooth
2025年4月9日 19:23
ANAは、次期国際線プレミアムエコノミー・エコノミークラスのシートに、RECARO Aircraft Seatingの最新モデルシートを採用。2026年度から導入予定のボーイング787-9長距離国際線機材に順次導入する。
最新の技術と人間工学に基づき快適性を追求した最新型モデルとし、機能性も大きく進化。シート間隔やリクライニングの深さも増すことで、より快適さを向上する。
プレミアムエコノミークラスでは、最新の技術と人間工学に基づき設計された、最高クラスの座り心地と快適性を備えるシートを採用。15.6型のモニターを採用し、電源はAC電源やUSB Type-A/Cコネクタを利用可能。オーディオはBluetooth接続に対応する。
従来よりシート間隔を約5cm拡大した約101cmとすることで、グローバルスタンダードでもトップクラスの広さとなったほか、リクライニング量は、従来のシートより約5cm拡大して約23cmとなっている。シート名は「Recaro R4」。
エコノミークラスでは、約84~86cmのシート間隔を維持しつつ、膝元部分の設計改良により、同社従来比で約2.5cmのスペースを拡大した。プレミアムエコノミー同様、リクライニング量を従来のシートから約5cm拡大し、従来比1.5倍となる約15cmのリクライニング量を実現した。モニターは13.3型で、タッチ式にすることで、従来のコントローラーを廃止して軽量化も図っている。オーディオはBluetooth接続に対応する。シート名は「Recaro R3」。