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新「東武カード」5月29日開始 ゴールドは定期券購入で最大5.5%還元
2025年4月3日 20:15
東武鉄道と東武マーケティングは、新しい東武カードの発行開始日を5月29日に決定した。「スタンダード」「ゴールド」「VIP(完全招待制)」の3種類を用意し、ゴールドでは東武百貨店の利用で最大7%、モバイルのPASMOでの東武鉄道定期券購入で最大5.5%などの高還元率を実現している。
新しい東武カードでは、買い物の際に「カード提示によるポイント」と「カード決済によるポイント」がタブルで貯まるようになる。例えば、スタンダードカードでの東武百貨店(一般)の買い物において、提示で4.5%、支払いで0.5%で合計5.0%還元となる。
また、PASMOアプリに登録した東武カード決済かつ東武鉄道を発駅としたモバイルのPASMO東武鉄道定期券購入で、スタンダードでは5.0%、ゴールドでは5.5%、VIPでは6.0%が還元される。そのほか、モバイルのPASMOオートチャージや、トブチケ! 東武鉄道チケットレスサービスを対象とした鉄道利用ポイントも用意する。
年会費・基本ポイントは、スタンダードが1,320円・0.5%、ゴールドが7,920円・1.0%、VIPが33,000円・1.5%。いずれもブランドはJCB。
ゴールドおよびVIPには、新しい優待として東武カード オリジナルスマートフォン保険を提供。追加保険料不要で端末購入や電話料金の支払いを条件とせずに自動付帯される。補償内容は破損、水濡れ、自然故障で、支払限度額はゴールドが50,000円、VIPが150,000円、自己負担額は1事故につきいずれも5,000円。なおスタンダードには、破損のみが補償され、支払限度額30,000円、自己負担額10,000円の「JCBスマートフォン保険」が適用される。
そのほか、ゴールド・VIP会員専用サロンを、東武百貨店池袋店・船橋店、東武宇都宮百貨店宇都宮店に設置する。サロンはドリンクサービスと、スマートフォンの充電が可能なカフェ空間。
新しい東武カードの発行に伴い、利用明細やカード情報の確認、各種手続き、Apple Pay・Google Payの設定が行なえる「東武カードアプリ」の配信を、5月29日に開始する。
TOBU POINTサービスも5月9日にリニューアル。これまではTOBU POINTアプリまたは東武カードの提示、もしくは東武カードでの支払いのいずれかでしかポイントを貯められなかったが、今後はTOBU POINTアプリまたは東武カードを提示し、さらに東武カードやTOBU POINTアプリに登録したPASMOを利用して支払うことで、ポイントをダブルで貯められる。
なお、現行の東武カードは2026年6月末をもってサービスを終了する。東武カード所有者には、4月下旬から順次切替手続きについて案内する。