TikTokに「休憩タイム」　保護者が子どもの利用を管理

TikTokは、保護者向けペアレンタルコントロール機能を拡充し、10代の利用時間制限などを可能にした。

TikTokは10代の利用者が増加する一方で、長時間の利用や不適切なコンテンツへのアクセスに対する保護者の懸念も高まっている。今回の拡充により、保護者が子どものアカウントと連携し、利用時間を制限する「休憩タイム」を設定できるようになった。食事や学習、夜間の時間帯を指定し、TikTokの使用を制限することが可能で、定期的なスケジュール設定にも対応する。

さらに、16歳未満の子どもが22時以降もTikTokを利用している場合、「おすすめ」フィードに「気持ちを落ち着かせ、睡眠を促す」機能が表示される。それでも利用を続ける場合は、再度通知が送られ、より強い注意喚起を行なうという。また、「瞑想エクササイズ」を追加するテストも予定している。

このほか、ペアレンタルコントロール機能では、子どもがフォローしているアカウントやフォロワー、ブロックしたアカウントの確認も可能になった。今後数カ月以内に、ペアレンタルコントロール機能の有無にかかわらず、子どもがTikTokのルールに違反していると感じた動画を報告する際、保護者など信頼できる大人に通知できる機能も導入予定としている。