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観光地でドローンによる完全自動撮影 1回2000円 JTBやJAL

JTB、fly、JALの3社は、観光地において日本初のドローンを活用した自動無人空撮と、AIによる動画自動編集サービス「SKYPIX」を開始する。3月1日~5月6日に、香川県小豆島寒霞渓でサービス実証を行ない、8月1日から正式サービスを開始する。料金は1回2,000円。

通常では見ることはできない空からの視点で、誰でも気軽に動画撮影や視聴を楽しむことができるサービス。設置されたQRコードをスマートフォンで読み込み、決済を行なうとドローンが飛び立ち、周囲の景観と利用者を、事前にプログラミングされた最適なルートで自動撮影する。撮影時間は1~2分程度。

ドローンが撮影した映像はAIが自動編集し、ユーザーにメールやSMSでダウンロード用のURLが送信される。アプリをダウンロードする必要はなく、英語や中国語等の複数言語にも対応する。ドローンの運航・運用はJTB、fly、JALの3社が行なうため、観光地の負担も少ないとしている。

期間は3月1日~5月6日で、営業時間は金・土・日および祝日の9時~17時(寒霞渓ロープウェイの休業日を除く)。場所は香川県小豆島 国立公園寒霞渓 山頂第二展望台。

国内だけで無く海外へも展開予定で、2027年を目処に国内47カ所(都道府県に1基以上)の設置を目指す。