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ポイント経済圏、利用者は楽天が最多 満足度はPayPayがトップ MMD調査

MMD研究所は、「ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」を実施した。調査は1月10日~14日に実施され、18歳~69歳の男女25,000人を対象とした予備調査と、ポイント経済圏のメイン利用者2,500人が対象として本調査が行なわれた。

調査によると、最も意識しているポイント経済圏は「楽天経済圏」で43.6%を占め、前回調査(24年7月)から0.3ポイント増加した。次いで「PayPay経済圏」(17.8%)、「ドコモ経済圏」(16.2%)が続いた。一方、イオン経済圏は0.4ポイント増とわずかに伸びたが、PayPay経済圏は0.6ポイント減少している。

現在活用している共通ポイントでは、「楽天ポイント」が57.2%で最多。次いで「Vポイント」(39.1%)、「PayPayポイント」(38.5%)という結果になった。最も利用されているポイントも「楽天ポイント」(33.2%)がトップで、「dポイント」(14%)、「PayPayポイント」(13.6%)が続く。

ポイント経済圏を意識し始めたきっかけとしては、各経済圏ごとに異なる傾向が見られた。

  • ドコモ、auの各経済圏:「モバイル通信」が主な要因
  • PayPay経済圏:「QR・バーコード決済」が46%で最多
  • 楽天経済圏:「ECサイト」が35.2%で最多
  • イオン経済圏:「電子マネー」が40.8%で最多
  • Vポイント経済圏:「ポイントカード」が41.2%で最多

総合満足度では「PayPay経済圏」が79%でトップとなり、前回調査から最も伸びたのは「au経済圏」で5.6ポイント増加した。「イオン経済圏」(76.4%)と「楽天経済圏」(76%)も高い評価を得ている。

また、全体の61%が「ポイント経済圏を意識している」と回答。最も意識しているのは「楽天経済圏」(43.9%)で、次いで「PayPay経済圏」(29.2%)、「Vポイント経済圏」(26.7%)となった。