カシオ、大学入試新科目「情報Ⅰ」対応の電子辞書

カシオ計算機は、大学入学共通テストの新たな出題科目「情報Ⅰ」に対応した高校生向け電子辞書「XD-SA4900」を2月6日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は55,000円。

2025年度から大学入学共通テストの出題科目に追加された「情報Ⅰ」は、プログラミングやネットワークなどの基礎を学ぶ科目。IoT・AIの進化やビッグデータの活用など、急速に変化する情報化社会において、大学教育に必要な基礎能力を評価・判定するために導入された。

XD-SA4900は、この「情報Ⅰ」の学習コンテンツとして、河合出版の「高等学校 情報I 重要キーワード736」を収録。教科書6社13点分を網羅し、頻出ワードや重要ポイントを分かりやすく解説する。さらに、山川出版社の「山川一問一答」と「山川用語集」の新課程版も収録し、高校の新学習指導要領に対応している。

本製品の特徴として、あらかじめ収録されているコンテンツと、追加購入するコンテンツを自由に入れ替えられる点が挙げられる。学習環境の変化や個人の学習スタイルに合わせて、最適な電子辞書へとカスタマイズできる。また、複数の辞書コンテンツでまとめて検索する際に、検索結果の表示順を変更できる「検索優先設定」機能も搭載。効率的な学習を支援する。

「高等学校 情報Ⅰ重要キーワード736」の画面

XD-SA4900は、高校生向けモデルとして、260コンテンツを収録。カラーはホワイト(XD-SA4900WE)、ブラック(XD-SA4900BK)、ピンク(XD-SA4900PK)、ブルー(XD-SA4900BU)の4色展開となる。

XD-SA4900と同時に、中学生や小学生向けモデルなど6機種も発売する。