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米国のAIに5000億ドル投資 OpenAIやソフトバンクら「Stargate Project」
2025年1月22日 10:17
OpenAIやソフトバンクグループらは、米国に今後4年間で5,000億ドル(約77兆円)を投資し、OpenAIのために新たなAIインフラストラクチャを構築する新会社「Stargate Project(スターゲート・プロジェクト)」を開始した。このうち、1,000億ドルの投資を直ちに開始していく。
Stargateの初期出資者は、ソフトバンクグループ、OpenAI、Oracle、MGX。ソフトバンクグループとOpenAIがStargateのリードパートナーとなり、ソフトバンクグループが財務管理を、OpenAIが運営を担う。ソフトバンクグループの孫正義氏が会長(chairman)に就任する。
初期の主要テクノロジーパートナーは、Arm、Microsoft、NVIDIA、Oracle、OpenAI。AIインフラストラクチャの構築はすでにテキサス州で開始しており、さらに全米の候補地を検討中で、契約締結を進めていく。
Stargateの一環として、Oracle、NVIDIA、OpenAIが連携し、コンピューティングシステムの構築と運営を担う。
また、OpenAIとMicrosoftの既存のパートナーシップも強化。OpenAIは、Azureの利用をさらに増やしながら、Microsoftとの連携を強化し、リーディングモデルのトレーニングや製品・サービスの提供を進める。OpenAIとMicrosoftのパートナーシップの重要な要素は、2030年までの契約期間にわたり維持される。