ニュース
JR、往復乗車券と601km以上の往復割引終了
2024年12月2日 15:32
JR各社は、「往復乗車券」と「連続乗車券」の発売を2026年3月に終了する。JR各線と連絡会社線とにまたがる連絡乗車券も含む。発売終了後、有効期間満了までは利用可能。
往復乗車券の発売終了に伴い、片道601km以上を往復する場合に、往路と復路の運賃がそれぞれ1割引となる「往復割引」も取扱いを終了する。また、学生割引などの割引証や一部の特別企画商品(ジパング倶楽部等)も、今後取扱いが変更となる。
終了の理由として、交通系ICカード等の全国的な普及や、乗車の都度インターネットで予約できるサービスの利用が増え、該当乗車券の発売枚数が減少していることを挙げている。
今後、往復又は連続の行程での利用については、2枚の片道乗車券を購入することとなる。指定席券売機では、現在とほぼ同じ操作で帰りのきっぷを購入できるよう検討している。