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JR東、さいたま新都心駅直結の複合賃貸住宅「エキスム」 25年開業

ジェイアール東日本都市開発は、複合賃貸住宅「ekism」(エキスム)の第2弾として、JR京浜東北線「さいたま新都心」駅のコンコースに直結する「ekismさいたま新都心」を2025年夏に開業する。

「ekism」は、駅や駅ビルに隣接、または駅徒歩1分以内の駅直結の立地で、店舗や公共施設を併設した複合賃貸住宅を総称するブランド。2024年春に第1弾として、JR中央線国立駅南口に「ekism国立」を開業している。「ekism」は「駅(eki)に住む(sm)」の造語。

「ekismさいたま新都心」は、1~4階に商業施設、5階に埼玉県のイノベーション創出拠点「渋沢MIX」、6~10階に賃貸住宅というフロア構成。3階が駅コンコースに続くペデストリアンデッキに接続する計画。

1~4階の商業階は「日常使いのカフェからこだわりダイニングまでを集結し、新しいシンボルに」をコンセプトに飲食店・高品質スーパーが開業予定。6~10階の上層階は、主に単身世帯やディンクス世帯をターゲットとした賃貸住宅になる。

建物外観は成瀬・猪熊建築設計事務所がデザインを監修。上層部(住宅)にルーバーと腰壁を、低層部(商業)に有孔折板を設置することで、住宅のプライバシーを守りながら、商業の賑わいが全体に表出するデザインとした。

5階には、埼玉県によるイノベーション創出拠点「渋沢MIX」(シブサワミックス)を開設。渋沢栄一の名前から命名した施設で、オープンイノベーションの創出やスタートアップの成長支援などをコンセプトとし、様々な業種の企業やスタートアップ、金融機関、ベンチャーキャピタルなどが交流するエコシステムのハブを目指す。

所在地は埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4丁目262番18。構造は鉄筋コンクリート造、地上10階建。敷地面積は935.34m2。延床面積は5,697.83m2