ニュース

JR東日本ら、タクシー乗り場の混雑状況を可視化

JR東日本、DXCテクノロジー・ジャパン、日立製作所、大和自動車交通、伊藤忠テクノソリューションズの5社は、タクシー乗り場のリアルタイム混雑状況を可視化する実証実験を実施する。実証実験のエリアは東京駅八重洲口、東京駅丸の内北口、品川駅港南口、新橋駅汐留口の4カ所。

実証実験では、タクシー乗り場付近にカメラを設置し、混雑データを取得・解析。ナビゲーションアプリ「NAVITIME」を通じて、利用者にリアルタイムの混雑情報を提供する。期間は11月下旬から12月27日まで。

この取り組みは、鉄道と二次交通のシームレスな移動を目指し、タクシー乗り場の混雑状況を可視化することで、利用者の行動計画の変化や混雑緩和を検証するもの。これまでも東京駅八重洲口や品川駅高輪口で実証実験を行ない、乗客・タクシー事業者とも8割以上が評価し、 他駅への展開を期待する声もあったという。そのため、今回は複数駅・複数乗り場に拡大し、ニーズや課題を検証する。

カメラで取得した映像は、人数集計後に即時破棄され、個人情報は保存されない。NAVITIMEアプリ上では、目的地が対象駅の場合やタクシーを含むルートの場合、ルート検索結果上から混雑状況を確認できる。