音楽で脳を刺激するブース「VIE POD」　コクヨ・東京建物・VIE

VIE PODのイメージ

コクヨ、東京建物、VIEは共同で、音楽や映像で脳に刺激を提供するソリューションを組み合わせた可動式ブース「VIE POD(ヴィーポッド)」を開発。9月下旬から販売開始した。価格は都度見積もり。

VIE PODは、ワークスタイルに新しい価値観を示すことを目的に共同開発した、1人用タイプの可動式ブース。コクヨの既存商品「WORKPOD FLEX」をベースに、VIEが配信する「ニューロミュージック」(脳波への影響が科学的に実証された音楽)と映像コンテンツを取り入れ、東京建物のオフィスビルなどで商品検証を行なっている。ブース内でのアプリケーションの使用により、映像と音楽の刺激で「集中力」や「リラクゼーション」といった新しい付加価値を提供するとしている。

ニューロミュージックとは、ユーザーのなりたい感情や気分に導いてくれるよう設計された脳に刺激を与える音楽で、VIEが提供しているソリューション。ユーザーの「ストレス軽減」「集中」「ととのう」など理想的なコンディションをサポートするという。

ソフトウェアの画面イメージ

ブース内には、高音質サウンドバーと31型の大画面モニターを標準装備。操作用のタブレット(利用者が手配・購入)を設置し、タブレットでアプリケーションを操作することでニューロミュージックと映像を体感できる。アプリケーションでは作業状態(「仕事」「クリエイティブ」「ブースト」)や気分(「CHILL」「ZONE」)が選択できる。

操作用のタブレットのイメージ

換気性能や標準設備については従来のWORKPOD FLEXの仕様を引き継いでおり、機械給気方式によって約40秒毎に室内の空気が入れ替わる。利用時に常に換気された状態を保つ人感センサーや、調光調色機能付きLEDライト、卓上コンセントなどを備え、ニューロミュージックを体感するほか、Web会議や作業用としても利用できる。