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カシオ、G-SHOCKのようにタフな“色褪せない”黒Tシャツ 糸から開発

カシオ計算機は、ブラックTシャツ「GXFAB」を開発し、8月30日12時に発売する。価格は半袖が12,100円、長袖が14,850円。CASIOオンラインストアで販売される。

「GXFAB」は、耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」のブランド拡張プロジェクト「G-EXTENSION PROJECT」の一環として開発されたTシャツ。腕時計は壊れやすいという常識を覆した「G-SHOCK」の開発思想に基づき、「黒い服は色褪せる」という常識を破り、“色褪せない究極の黒”を目指したというアパレル製品。薬品や日光による色褪せにも強い“タフなウェア”として開発された。

開発チームにはファッションディレクターの山口壮大氏を迎えたほか、2年以上の期間を費やし、カシオの厳しい基準を満たす独自の生地を、糸の段階から開発。G-SHOCKブランドの「タフネス」と「ロングライフ」を実現したとしている。

具体的には、太陽の光や塩素系漂白剤による色褪せに強い、原着糸(原料段階で顔料を混合し紡がれた糸)を使用した生地を使い、長期間黒さを維持するのが最大の特徴。

「GXFAB」の生地に対する試験では、塩素系漂白剤の原液に一定時間漬ける耐薬品性試験を実施。試験前後で見分けがつかないほど同じ黒さを保持したという。

耐薬品性試験
比較対象の生地Aは染色された綿、生地Bは染色されたポリエステル

耐光堅ろう度試験では、試験機で10年分に相当する日光を照射しても、色褪せに強いことが確認された。

耐光堅ろう度試験
比較対象の生地Aは染色された綿、生地Bは染色されたポリエステル

このほか耐摩耗性、耐伸縮性、首回り耐久性について、負荷をかけたり洗濯したりする試験を実施、状態変化や変化率が少ないという信頼性が確認されている。

製品は10.2オンスの厚手生地で、糸に特別な加工を施し綿のような風合いと着心地を実現した。首回りには伸びを抑制するタコバインダーと30mm幅の太リブを採用したほか、首・袖・裾の要所にダブルステッチを施し、縫製強度を向上させている。シンプルでトレンド感のあるボックスシルエットを採用している。サイズ展開はTシャツ、長袖Tシャツのどちらも、S、M、L、XLの4種類。

Tシャツ フロント
Tシャツ バック
長袖Tシャツ フロント
長袖Tシャツ バック