ニュース

休業した「早稲田・メルシー」の味がローソンで復活

早稲田メルシー監修 タンメン

ローソンは、「早稲田メルシー」監修の肉チャーハン、タンメン、ポークオムライスおにぎりを7月9日から順次発売する。価格は203円から599円。

全国のローソン店舗で開催する、老舗の町中華応援を目的とした「町中華フェア」の一環。メルシーは6月29日から一時休業となっているが、店は「町中華を応援する、という趣旨に賛同して今回の商品を監修しました。人手不足から店舗は一時休業となりますが、全国のローソンでメルシーの味を楽しんでください」とのコメントを出している。

営業していた当時のメルシー
メルシーのラーメン。割り箸を乗せて配膳される。なお、ローソンで販売される商品には「ラーメン」は含まれていない

メルシーは1958年の創業。長きにわたって、早稲田大学、早稲田高校、早稲田実業(現在は移転)に通う学生を中心に多くの人に愛され、お昼時には行列もできていた。「安い」「旨い」「多い」の三拍子がそろったメニューが特長。

メルシーのメニュー

肉チャーハンはメルシーの「チャーハン」をイメージし、ごはん、焼豚にラードを混ぜて高温で炒めている。価格は592円。

早稲田メルシー監修 肉チャーハン

タンメンは、濃い味わいの塩ベースのスープに、ニラ、コーン、もやし、キャベツ、人参、ゆで卵をのせた、食べ応えのある商品に仕上げている。価格は599円。

ポークオムライスおにぎりは、メルシーの「オムライス」をイメージしたおにぎりで、鶏ガラの旨味をきかせた、ケチャップベースのご飯に豚肉と玉ねぎを具材として入れている。価格は203円。

早稲田メルシー監修 ポークオムライスおにぎり

発売日は、肉チャーハンが7月9日、タンメンとポークオムライスおにぎりが7月16日。

町中華フェアではそのほか、1965年に赤坂で創業した「赤坂珉珉」監修の炒飯、炒麺、おにぎり、カップ麺を発売する。

赤坂珉珉監修 ドラゴン麻婆(646円)
赤坂珉珉監修 ドラゴン炒麺(599円)
赤坂珉珉監修 ドラゴン炒飯おにぎり(181円)
エースコック 赤坂珉珉監修 ドラゴン味噌タンメン麺大盛り(288円)
赤坂珉珉

発売日はドラゴン麻婆とドラゴン味噌タンメン麺大盛りが7月9日、ドラゴン炒麺とドラゴン炒飯おにぎりが7月16日。

早稲田メルシー監修商品、赤坂珉珉監修商品ともに、販売はローソン店舗のみで、「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」では取り扱わない。ドラゴン味噌タンメン麺大盛りのみナチュラルローソンでも販売する。

町中華は近年人気になっており、リクルート ホットペッパーグルメ外食総研によるインターネット調査では、回答者の83.7%が「町中華が好き」、または「町中華のお店に行ってみたい」と回答。月1回以上中華料理を食べる人の割合は75.8%となっている。