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マウス、キッザニア東京に「パソコン工場」 PC組立体験
2024年6月27日 09:00
マウスコンピューターと、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行なうKCJ GROUPは、「キッザニア東京」に「パソコン工場」パビリオンを6月26日にオープンした。オープン当日にはオープニングセレモニーを実施した。
マウスコンピューターは2021年7月に同パビリオンを「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)にオープンしており、今回が2施設目。子供たちは「パソコン工場のスタッフ」として、パソコンを構成するパーツや機能などの知識を身につけ、購入者用にカスタマイズされたパソコンを組み立てる。
具体的な流れは、スタッフの説明を受けた後、購入者からのオーダーシートを確認。オーダーシートにあるバーコードを読み取ると必要なパーツが置いてある棚のランプが光るので、対象のパーツをピッキングする。
組み立てではスタッフやモニターに表示されるガイドに沿ってパーツを取り付ける。報道向けに公開した取材会ではゲーミングPCを組み立てた。スタッフからはパーツについて、例えば水冷クーラーは何のために必要かなどの説明もある。
パソコンを組み立てた後、最後にモニターにつないで起動チェックを行なう。起動した際のパソコンの挙動やモニター画面の内容は、体験した人だけのお楽しみとのことで、取材時には撮影できなかった。
起動した後にシリアルナンバーのシールを貼り、オーダーシートに担当者サインをして、出荷を見送る。
体験を通じて、パソコン本体の内部やパーツを見ながら、パソコンの用途や知識を身につけられる。また組み立て体験では、本物のCPUやメモリ、グラフィックカードなどを使用する。
体験する子供たちが着用するユニフォームはキッザニアオリジナル。黄色と黒をベースとし、スタイリッシュなデザインに仕上げたとしている。
マウスコンピューター 代表取締役社長 軣秀樹(とどろき ひでき)氏は、「パソコン親子組み立て教室を夏休みのタイミングで開催している。その中で完成した時の子供たちの喜びを見て、もっともっと物づくり、そしてパソコンを子供たちに伝えたいと感じた」と、キッザニアでパソコン工場をオープンした想いを説明した。
KCJ GROUP 代表取締役社長 圓谷道成(つむらや みちなり)氏は、「キッザニアは子供たちの生きる力を育むということをモットーに展開している。子供たちが楽しみながらパソコンを組み立てて起動するというアクティビティを提供できることはうれしく、またパソコン工場の体験で楽しみながら学んで、パソコン好きになってもらいたい」と、パソコン工場への期待を語った。
パビリオン名はパソコン工場、職業名はパソコン工場スタッフ、定員は8名/1回、所要時間は約30分、成果物はオーダーシート。キッザニア東京の所在地は東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲1 ノースポート3階。