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freee会計、証憑の二重取り込み防止やチャットで購買申請など新機能

freeeは、クラウド会計ソフト「freee会計」において、OCRの「ファイルの重複チェック機能」や、AIによるチャットを通じた購買申請作成機能の提供を2024年夏に開始する。

これまで、freee会計では、同じ証憑(レシート、請求書等)を複数回freee会計上にアップロードし、さらに再度経理処理を行なってしまうことで二重計上などの帳簿ミスにつながるリスクがあった。

「ファイルの重複チェック機能」は、OCR(画像認識)で金額・日付が一致した同じ証憑を自動検知して削除できる機能。証憑から取引登録をする際に、アップロード済みの他のファイルと重複が疑われる場合は自動的にアラートを表示する。アップロードした日や発行日などの条件で絞り込み、対象となる証憑の検索をかけて手動で削除することも可能。

チャットで承認して購買申請

スモールビジネスでは、ワークフローシステムを利用せず、チャットや口頭でのコミュニケーションによって事業に必要なサービスやモノの購買、出張・交際費などの経費利用の可否を確認しているケースが多くある。

AIによるチャットを通じた購買申請作成機能では、Slackなどのチャットツールを通じて決裁を得たい内容を承認者にチャットで伝え承認されると、チャットアプリに依頼するだけで購買申請を自動作成できるようになる。