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PayPay、業界最安のペット保険「これだけペット」490円~
2024年3月21日 16:10
PayPay保険サービス、Zフィナンシャル、PayPayは、「PayPay」内の「PayPayほけん」ミニアプリで加入できる、犬と猫を対象にしたペット保険「これだけペット」の提供を、3月21日に開始した。業界最安水準となる月額490円(お手軽プラン・猫・3~5歳の場合)から加入できる。
ペットがケガまたは病気によって日本国内の動物病院で治療を受けた場合に、治療費の補償を受けられる保険。業界最安水準の保険料とシンプルでわかりやすい補償内容を特徴とする。
プランは「お手軽」「基本」「安心」の3つ。最も安いお手軽プランでは、犬の場合は590円(小型犬・0〜2歳)から、猫の場合は490円(3~5歳)から加入できる。
お手軽プランは、若くて元気な年齢のペットの加入を想定した、入院・手術補償のみで通院補償がないプラン。基本プラン、安心プランは通院補償もあり、それぞれ補償割合や限度額・回数に違いがある。治療費が高額となる入院と手術には日額や回数の制限を設けず、支払限度に達するまで補償される。
加入はPayPayのミニアプリから可能で、保険料はPayPayポイント、PayPay残高、PayPayクレジットで支払うことができる。PayPayポイントについては、PayPayステップに準じたポイントに加え、保険料1%分のPayPayポイントが付与される。
ペット保険の提供の背景には、ペット数の増加および治療費の増加に伴う保険需要の高まりがある。ペット数は2022年時点で、15歳未満人口の1,435万人を上回る1,491万頭となっている。こういったことからペット保険ニーズは2桁台で伸びる成長市場としている。
一方でペット購入時にペットショップで保険に加入した人のうち、50%が4歳までに保険を解約しているというデータもある。この要因として、使っていないのに年齢が上がると保険料が上がっていくなどの不満があるとし、これだけペットでは飼い主が簡単に内容を理解して、料金も含めて納得した上で加入できるペット保険となることを目指す。
これだけペットの引受保険会社は、T&D保険グループのペット&ファミリー損害保険。PayPay保険サービスでは保険の販売をするだけではなく、自分たちで保険商品の案を企画して、それに近い保険商品を持っている、あるいは新たに認可を取ってくれる保険会社を探し、商品の企画開発を行なっている。現在はこれだけペットのほか、「インフルエンザお見舞金」や「熱中症お見舞金」など11種類の保険を提供している。
PayPayほけん全体の加入者数は'23年12月に累計500万件を突破。今後、保険加入の第1想起になり「保険はPayPayほけんで十分」と思われるような将来像を目指す。