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JR岡山駅前の新ランドマーク オーダーメイド住戸もある「プラウドタワー岡山」
2024年2月14日 18:11
野村不動産と、JR西日本不動産開発は、参加組合員として推進する「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」において、岡山県最大級となる総戸数422戸の新築分譲マンション「プラウドタワー岡山」を発表した。野村不動産の新築分譲マンションシリーズ「プラウド」は岡山県初進出。竣工は2025年12月中旬、入居時期は2026年3月下旬を予定する。
野村不動産とJR西日本不動産開発の事業開発に関するノウハウを活かし、ふさわしいランドマーク性を持ちながら、地域の多世代の人達に愛される住まいづくりを行なうとするもの。
エントランスホールは、天井高約7.5mの2層吹き抜けを活かし、ゆとりある大空間を演出。ホテルライクな内廊下設計、利便性の高い各階ゴミ置き場と車寄せなどに加え、共用施設としてはスカイラウンジ、ゲストルーム、スタディスペース、ゴルフレンジ、キッズサロン、ライブラリーラウンジなどを導入する。
分譲する367戸の内、1LDK~4LDK・約44m2~193m2超まで幅広いプランを導入し、29階~31階には、仕様設備のグレードを高めたプレミアム住戸を用意。ライフステージの変化や子供の将来の成長に合わせ、間取りが可変の住戸を設定することで、多種多様なニーズに応える構成とする。
プレミアム住戸は、仕様設備のグレードを高めた一段階上のクオリティとし、全戸がオーダーメイド対応(有償)。書斎を設けるなど、自身が必要とする用途やサイズに合わせた間取りをプランニングすることが可能。また、リビングダイニングへの天井カセット型エアコン標準採用、リビングダイニングの天井高3m以上のゆとりある空間設計、エントランスの風除室・エレベーター・住戸内のインターフォンによる三段階のセキュリティに加え、共用廊下内のオートドアセキュリティによる4次セキュリティシステムなども特徴としている。
柱や梁などの構造躯体と、内装や設備などを別々に作るスケルトン・インフィル構造を採用。一般的な分譲住宅と比べ、構造躯体と内装・設備が分離しているため、リフォームの際の間取り変更や設備の取り換えなどが可能になる。さらにサイホン排水システムによる「ミライフル」を導入することで、キッチン配置の選択肢が広がった。
長期優良住宅認定も取得。環境負荷の軽減を図りつつ、良質な住宅のストックを将来世代に継承することを目的とした認定で、国土交通大臣が定める10項目の基準をクリアした物件が取得可能。2022年10月に長期優良住宅法が新基準へと改正され、断熱性・一次エネルギー消費量・耐震性などの基準が従来の水準よりも引き上げられており、本物件は新基準に適合したグレードとなる。
断熱性の指標となるUA値については、数値が低いほど断熱性能が高い。ZEH基準のUA値が0.6に対し、本物件の住戸ごとのUA値は0.16~0.47で、高い断熱性能を誇る。
電気については、マンション全体で実質再生可能エネルギー由来のものを一括受電し、環境負荷低減にも寄与。一括受電により入居者は、地域電力会社の料金に比べ、約5%割安になる経済メリットも提供する。さらに1時間単位の電力使用量をパソコンやスマートフォンで確認できる。
同事業では、住宅棟のプラウドタワー岡山のほか、観光やインバウンドを見据えたホテル棟や商業施設、コンベンション施設などの拠点機能を整備。周辺地域と連携したイベントなどにより賑わいを創出し、岡山市のランドマークとなるまちづくりを目指す。
所在地は、岡山県岡山市北区駅前町一丁目3番(地番)。JR岡山駅から徒歩3分。敷地面積は3,249.22m2。建物は鉄筋コンクリート地上31階、地下2階建て。