ニュース
コクヨ、新ブランド「ヒビフル」 オフィス向け生活用品
2024年2月13日 13:15
コクヨは、オフィス向けの掃除用品や衛生用品など生活用品を取り扱う新ブランド「KOKUYO HibiFull(コクヨ ヒビフル)」を立ち上げる。3月4日から順次、シリーズ第1弾となる7種類の商品をAmazonやカウネットなどのECサイトで販売する。
新たな事業領域への拡張として立ち上げる新ブランド。コクヨグループの法人向けEC「カウネット」でオフィスシーンにおける生活用品の需要が拡大している一方、オフィスシーンだからこそ生まれる未充足ニーズを満たす生活用品は市場に少ないことに着目した。
第1弾のラインアップは「シートを挟まず使えるフローリングワイパー」「ほつれにくい雑巾(洗濯機対応)」「横からも取り出せるストッキング水切りネット」「吊り下げられるキッチンペーパー/ペーパータオル」「細部まで磨きやすいミニトイレブラシ」「フローリングワイパー用シート」「結びやすい高密度ゴミ袋」の7種類。価格はすべてオープン。
シートを挟まず使えるフローリングワイパーは、本体にシート貼るだけで装着でき、シートを挟み込む手間や無駄を削減できることが特徴。
ほつれにくい雑巾は、洗濯機で繰り返し洗ってもほつれにくくするため、縫い目を増やして補強している。
横からも取り出せるストッキング水切りネットは、上と横の2カ所に取り出し口が付いているため、棚でも引き出しでも中身が取り出しやすく、置き場所を選ばないとしている。
吊り下げられるキッチンペーパー/ペーパータオルは、狭い場所でも設置する場所を確保しやすく、水に濡れにくいことを特徴としている。
細部まで磨きやすいミニトイレブラシは、ミニサイズ・360度ヘッドを採用している。
フローリングワイパー用シートは、アルカリ電解水で汚れを浮かせて落とすウェットタイプと、ふんわり柔らかシートでこまかなチリやほこりをキャッチするドライタイプの2種類を用意する。ウェットタイプの発売は4月予定。
結びやすい高密度ゴミ袋は4つの持ち手を備え、ゴミ箱からの抜き取りやすさ、結ぶ作業の手間の少なさを特徴としている。
KOKUYO HibiFullでは、カウネットで得たマーケティングデータを活用。第1弾商品では各種データの分析を商品企画フローに組み込むことでスピーディーな発売を実現したという。また、商品パッケージの決定にAIによる評価を活用するなど、新たな手法にチャレンジしている。ちょっとした「くふう」で、はたらく場所をちょっと「ここちよく」をコンセプトに新しい価値提供を目指す。