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屋外に設置できる個室ブース「テレキャビン」
2024年1月31日 16:56
ブイキューブとテレキューブは、全天候型で屋外設置が可能な全天候型可動式個室ブース「テレキャビン」を、4月から販売開始する。価格はオープンプライス。
屋外に設置できる個室ブース。軽量かつ耐久性の優れた製品に仕上げるために、主に98%空気である発泡スチロール(EPS)素材を使用した。外壁はポリウレア塗装などで仕上げ、雨風の影響を受けるような場所に対応する。風圧を受け流す変形18角形のデザイン設計とした。
これまでの個室ブースは、企業の会議室代替、オフィスでのWeb会議ブース、ビルのエントランスや駅構内でのワークスペースとして、屋内を中心に設置が進んでいた。現在は設置台数の増加に伴い、雨風を受けるような屋外や半屋外などへの設置ニーズが高まっているとする。'23年1月より製品の開発とフィールドテストを実施し、今回の販売に至った。2027年までに1,000台の販売を目指す。
設置場所は大型商業施設をはじめ、ロードサイドにある駐車場併設のコンビニエンスストア、コインランドリー、貸し駐車場、ゴルフ場、駅のホーム、高架下、アミューズメントパーク、キャンプ場などを想定。'23年12月30日からは、製品販売に先駆けて愛知県安城市・ファミリーマート安城東栄町店の同敷地内に設置されている。
室内の広さは2.85m2で、LED間接照明や専用エアコン(キューブリーズ)を設置。横からの給排気で室内に埃や虫の侵入を防ぐ設計としている。
標準設備は、室内照明、半円形デスク天板、専用エアコン。オプション設備は、電気錠(鍵IoTシステム)、Wi-Fi、監視カメラ(室内・室外)、椅子。
本体サイズは、1,570×1,813×2,433mm(幅×奥行き×高さ)。総重量は170kg。耐震強度は震度5強相当を想定。風雨試験は風圧32m/秒、散水6L/分・m2。