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埼玉県、窓口手数料をキャッシュレス化 収入証紙は廃止

埼玉県は、10月2日から、これまで埼玉県収入証紙で収めていた手数料を、キャッシュレス決済で行なえるようにする。2024年1月以降は、収入証紙の販売も停止し、現金での支払いも受け付けないため、窓口等での手数料支払いにはキャッシュレスで支払える手段が必須になる。

対象となる手続は、運転免許証の更新やパスポートの発券、納税証明書など544の手続。現在は証紙を利用して申請等を受け付けている本庁や地域機関等の窓口で実施される。

埼玉県収入証紙は、現金の代わりに申請書などに貼り付けて手数料を納めるもの。国が発行する「収入印紙」とは異なる。収入印紙は継続する。

10月2日~12月末までは、キャッシュレスと収入証紙による支払いの両方を受け付ける。2024年1月以降は、キャッシュレス決済のほか、3月末まで「購入済の収入証紙」は利用できる。新規の収入証紙の販売は行なわない。4月以降は収入証紙は使えなくなり、手持ちがある場合は還付を行なう。

窓口での申請に利用可能な決済ブランドは下記の通り。

  • クレジットカード(Visa、Mastercard)
  • 電子マネー(nanaco、WAON、楽天Edy、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん ※PiTaPaは利用できない)
  • コード決済(PayPay、auPAY、楽天ペイ、d払い)
  • デビットカード(Visa、Mastercard)

電子申請の場合に利用可能な決済ブランドは下記の通り。

  • クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
  • ペイジー