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オカムラ、オフィスでいちご栽培「City Farming」をパッケージ展開

日販グループホールディングス、日本出版、オカムラは、持続可能で豊かなコミュニティの創造を目指す「City Farming」をオフィスに導入し、植物工場と働く場を掛け合わせたパッケージ開発を開始する。また、オフィス向けパッケージの開発に向け、オカムラのラボオフィス「CO-EN LABO」に、8月5日~9月8日まで、「City Farming」を試験導入し、いちごを栽培・収穫する。

ラボオフィスとは、新しい働き方や環境を提案・実証する働き方改革の実践の場として、複数拠点でそれぞれ異なるコンセプトを設けて展開しているオカムラのオフィス。また、City Farmingは年間を通して毎日新鮮ないちごが収穫できる植物工場を生活空間に提供する日販のサービスのこと。

City Farming オフィス向けパッケージは、オフィスに日販のCity Farmingを導入し、オカムラがその空間に適したプロダクトや活用方法のコンサルティングを行ない、働く人の心身の調和と活力の向上を図る場づくりを提案するもの。City Farmingを中心とした空間とその活用により、社員同士のコミュニケーションを活性化し、誰もが活き活きと働きパフォーマンスを最大限に発揮できる場の実現を目指す。

日販は、City Farmingについて、4月1日より社会実装に向けた事業構築を進め、これまでリテールを中心にサービスを提供してきた。

そこで、オフィスで働く人の心身の健康保持・増進を目指した健康的な空間づくりをはじめ、様々な働く場の提案をしているオカムラと日販がコラボレーションすることで、日常で多くの時間を過ごすオフィス空間にCity Farmingを展開し、オフィスでCity Farmingに関わることを通じて社員同士のコミュニケーションの活性化を図るという。

オフィス向けパッケージは、オカムラのオフィスへの試験導入による効果検証を通じて確立し、'24年1月のサービス開始を予定している。日販とオカムラが連携して、農業を身近に感じづらい都市部の企業やオフィスでのコミュニケーション活性化に課題を感じる企業や、「健康経営」に取り組む企業を中心に展開し、3年間で1,000社への導入を目指すという。

City Farmingにより期待される効果は、「日々いちごを育て収穫し分かち合うコミュニティが生まれ、オフィスへの愛着が高まる」、「場に華やかさや鮮度が生まれ、心の安らぎが得られる」、「植物工場を導入することで、企業として持続可能性に貢献できる」など。

試験導入したオフィスでは、「日々いちごを育て収穫し分かち合うことで、社員同士のコミュニケーションが変化するか」、「場の華やかさや鮮度、心の安らぎを感じるか」、「植物工場を導入することで、サステナビリティへの意識が変化するか」の効果検証を行なう。