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24年2月誕生の金沢スタジアム、愛称は「金沢ゴーゴーカレースタジアム」

ゴーゴーカレーグループは18日、金沢市が新たに供用を始める「金沢スタジアム」のネーミングライツ(命名権)優先交渉者に選定されたと発表した。愛称は「金沢ゴーゴーカレースタジアム」で、契約期間は併用開始から5年間。命名権料は年額3,111万円。

金沢スタジアムは、石川県金沢市磯部町の金沢城北市民運動公園内で金沢市民サッカー場を再整備している。地上4階建、延べ床面積1.9万m2で、収容人数は約1万人。北陸初のJリーグ規格を満たすフットボール専用スタジアムとして9月末に完成し、24年2月ごろの併用開始を目指す。来シーズンからは、J2・ツエーゲン金沢の本拠地となる予定。

金沢市は6月から、金沢スタジアムの運営管理のための財源確保やホームタウンチームの支援・応援機運を高める目的で「ネーミングライツパートナー企業」を募集。ゴーゴーカレーが優先交渉者に選定された。今後、最終的な協議と契約締結に向けて手続きを進める。

ゴーゴーカレーは、2003年に石川県金沢市出身の宮森宏和会長が創業。20周年目の2023年1月に本社を東京から金沢に移転した。金沢の老舗インドカレー店「ホットハウス」や金沢カレーの元祖「ターバンカレー」の事業を継承し、「世界一のカレー専門商社」を目指し、グループ全体で国内外に約100店舗を展開している。

金沢スタジアムの所在地は、金沢市磯部町ニ25番1ほか(城北市民運動公園内)。JR金沢駅から車で約10分、徒歩で約30分。