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新長崎駅ビルの名称は「JR長崎駅ビル」 今秋開業
2023年6月29日 20:00
JR九州は、JR長崎駅周辺で建設を進めている新長崎駅ビル(仮称)を含めた施設名称を「JR長崎駅ビル」に決定した。2023年秋に開業する。
新長崎駅ビル(仮称)として建設を進めている増床部分と既存部分のビルを合わせて「JR長崎駅ビル」とする。増床部分では、商業ゾーン、オフィスゾーン、ホテルゾーンを展開する。
商業ゾーンの名称は「アミュプラザ長崎 新館」で、場所は1~4階および5階の一部。オフィスゾーンの名称は「JR長崎駅ビル・オフィス」で、5~6階。ホテルゾーンの名称は「長崎マリオットホテル」で、1階および7~13階。
2000年9月に開業した既存部分の「アミュプラザ長崎」は、「アミュプラザ長崎 本館」となる。本館と新館はデッキで接続するほか、新館は高架下で営業している「長崎街道かもめ市場」とも隣接する。
アミュプラザ長崎 新館には、ファッション、雑貨、カフェのほか、エディオン、ナムコ、ユニクロ、ジーユーが出店する。本館には、西友、無印良品、ハンズ、ユナイテッド・シネマなどがある。
アミュプラザ長崎 新館の延床面積は約41,000m2、営業面積は約21,700m2。新館・本館・長崎街道かもめ市場の3館を合わせた延床面積は約84,200m2、営業面積は約47,900m2。
オフィスゾーンは、長崎駅改札口から雨に濡れることなくダイレクトにアクセスできることが特徴。また、博多・鹿児島等で展開しているコワーキングスペース「Q」が長崎へ初進出する。屋上庭園内スペースの一部も「Q-Lounge NAGASAKI」として活用予定。
長崎マリオットホテルの客室数は207室。約7割の客室にはバルコニーが付いている。延床面積は約20,000m2。開業時期は2024年初頭。
なお、既存部分の6~10階では、JR九州ホテル長崎が営業している。