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連休少なめなGW、高速道路渋滞ピークはいつ?

まもなくゴールデンウィークが始まります。今年のゴールデンウィークは、4月29日の昭和の日が土曜日に重なり連休が少ないパターンとなりますが、渋滞予測の傾向はどうなっているか、確認していきましょう。

全体的な傾向としては、4月29日が土曜日に重なり3連休にはならないことから、ゴールデンウィークの前半は比較的渋滞発生量は抑えめ。5月1日と2日の平日を挟み、本格的な渋滞は下りが5月3日(水)、4日(木)、上りが5月3日(水)、4日(木)、5日(金)と予想されています。

昨年のゴールデンウィークも行動制限がない連休でしたが、今年はさらに混雑が予想されています。NEXCO東日本の予測では昨年の10km以上の全渋滞回数が94回なのに対して今年は116回。連休が少なめなゴールデンウィークではありますが、混雑はコロナ禍前に戻ってきているようです。なお、コロナ禍直前の2019年は169回でとても多かったのですが、これは5月1日が「新天皇の即位日」とされ、その前後が祝日になったことで10連休になった特殊なケースでした。

NEXCO東日本

渋滞発生のピークは、下り方面が午前中を中心に発生し、5月3日(水)、4日(木)がピーク。上り方面は夕方を中心に発生し、5月4日(木)、5日(金)がピークとされています。渋滞発生回数は下り方面が40回、上りが76回と、上りが倍近い予想で、帰宅車両が集中する上りのほうが混雑する予報になっています。上りのピークである4日、5日を過ぎると、6日(土)、7日(日)は比較的空いているため、可能であれば混雑を避けて移動したいところです。

期間中、特に長い渋滞は、下り方面が5月3日9時頃、東北自動車道羽生PA付近で最大40km、5月3日9時頃、関越自動車道高坂SA付近で最大30km、5月4日9時頃、関越自動車道高坂SA付近で35km。上り方面が5月4日18時頃、関越自動車道高坂SA付近で35km、5月5日18時頃、関越自動車道高坂SA付近で40km、5月5日17時頃、東北自動車道加須IC付近で30kmなどとなっています。

NEXCO中日本

渋滞発生のピークは、下り方面が5月3日、4日、上り方面が5月3日、4日、5日と予報。渋滞発生回数は下り方面が合計56回、上り方面が合計90回となっています。

期間中、特に長い渋滞は、下りが5月3日7時頃、東名高速道路秦野中井インターチェンジ付近で45km、5月3日5時頃、中央自動車道相模湖インターチェンジ付近で45km、5月4日6時頃、中央自動車道相模湖インターチェンジ付近で40km。上り方面が5月5日15時頃、東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジ付近で50km、5月5日15時頃、中央自動車道小仏トンネル付近で30km、5月6日15時頃、東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジ付近で45kmなどとなっています。

NEXCO西日本

渋滞発生のピークは、下り方面が5月3日、4日、上り方面が5月3日、4日、5日と予報。渋滞発生回数は下りが合計39回、上りが合計48回となっています。

期間中、特に長い渋滞は、下りが5月3日、6時~10時頃、九州自動車道鳥栖JCT付近で40km、5月3日15時~18時頃、名神高速道路旧山科BS付近で25km、5月3日15時~18時頃、名神高速道路(新名神高速道路)旧山科BS付近で25km。上りは5月3日6時~9時頃、名神高速道路大津IC付近で35km、5月3日6時~11時頃、京滋バイパス宇治TN付近で25km、5月4日7時~10時頃、名神高速道路大津IC付近で25kmなどとなっています。

第二神明道路および阪神高速道路に跨っている渋滞としては、5月3日5時~8時頃、第二神明道路(下り線)名谷IC付近で32km、5月4日6時~10時頃、第二神明道路(下り線)名谷IC付近で32kmとなっています。

首都高速道路

首都高速道路では、5月3日が最も渋滞が多いと予測していますが、ゴールデンウィーク前の4月21日(金)、27日(木)、28日(金)においても、業務交通等の集中により渋滞が多く発生すると予測しています。

また、ゴールデンウィーク中、羽田方面へ向かう場合は、湾岸線で東京湾アクアラインを先頭に激しい渋滞が予想されることから、羽田空港を利用する場合は1号羽田線 空港西出口の利用検討を呼びかけています。

なお、ゴールデンウィーク期間中となる4月29日(土)、30日(日)、5月3日(水)~7日(日)は、ETC休日割引は適用されません。