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DMMが他社セットプラン 最強DAZNは2980円、ピクシブも

DMM.comは、有料会員サービス「DMMプレミアム」において、ピクシブとDAZNのプランがそれぞれセットになった2つのセットプランを追加し、3月から順次提供を開始する。「pixivプレミアム」とのセットプラン「DMM×pixiv推しホーダイ」は月額980円で3月8日から。「DAZN Standard」とのセットプラン「DMM×DAZNホーダイ」は月額2,980円で3月23日から。

ピクシブ・DAZNと連携、それぞれのバンドルプランを提供する
DMMプレミアムで利用できる「DMM TV」はアニメやエンタメ作品が充実

DMM×pixiv推しホーダイ

「DMM×pixiv推しホーダイ」は月額980円。DMMプレミアムに新規入会の場合、入会から5カ月間は毎月550ポイント付与される(有効期限90日)。

DMMプレミアムは単独の場合月額550円。セットになっているpixivプレミアムは、pixivの利用が便利になる有料サービスで、通常は月額550円~。両プランの単純合計額が月額1,100円のところ、今回のセットプランは月額980円になる。

DMM×DAZNホーダイ

「DMM×DAZNホーダイ」は、月額2,980円。年間プランは用意されない。DMMプレミアムに新規入会の場合、入会から3カ月間は毎月550ポイント付与される(有効期限90日)。

DMMプレミアムは単独の場合月額550円。セットになっている「DAZN Standard」は、DAZN公式サイトで契約する場合で月額3,700円。両プランの単純合計額は月額4,250円のところ、セットプランでは月額2,980円で提供され、大幅に安くなる。

DAZN Standardは、スポーツライブ配信サービス「DAZN」で提供されているメインプラン。Jリーグ、プロ野球、欧州サッカー、F1、テニス、ボクシング、ゴルフ、オリジナル番組など、さまざまなスポーツ番組をラインナップしている。

ユーザー層が近いpixivとセット

pixivは、イラストや漫画の投稿サイトとして国内外で累計9,000万人以上のユーザーが利用する巨大なサービス。DMMプレミアムの会員向けに提供を始めた動画配信サービス「DMM TV」はアニメをメインコンテンツに据えていることもあり、内容、ユーザー層ともに「マッチしている。有意義な取り組みになるのでは」(ピクシブ 代表取締役の國枝信吾氏)と、親和性が高い組み合わせとする。

「将来的には、pixivに投稿された作品の映像化とかの、羽ばたく場所になれば」(國枝氏)、「バンドルプランを皮切りに、一緒に盛り上げる展開をしていきたい」(DMM.com COOの村中悠介氏)と、両社の取り組みの今後の展開にも期待が語られている。

左からDMM.com COOの村中悠介氏、ピクシブ 代表取締役の國枝信吾氏

DAZNセット「現状、最強プラン」

DAZNはサッカー、野球、F1などさまざまなスポーツ中継を担い、スポーツファンにとっては欠かせないサービスに成長している。今回のバンドルプランは、アニメなどを中心としたDMM TVが見られるDMMプレミアムとセットにした上で、DAZNが自社で直接提供しているプランよりも安いことなどから「スポーツ、アニメ、バラエティなど、現状考え得る最強プラン」(DMM.com COOの村中悠介氏)と自信をみせる。

DMMはDAZNと戦略的パートナーシップを締結、今回のバンドルプランを両社の取り組みの“第1弾”として提供する。「オリジナルのスポーツ番組の配信やオフラインのスポーツイベントでのコラボレーションなども、DAZNさんと計画していきたい」(村中氏)としている。

また、動画配信サービスの「DMM TV」ではスポーツをテーマにしたアニメの特集なども予定。加えて、DAZNの一部スポーツコンテンツの配信を計画中とのことで、詳細は改めて案内される。

左からDMM.com COOの村中悠介氏、DAZN Japan Investment エグゼクティブ バイスプレジデントの山田学氏

なおDAZNでは、これまでもパートナー各社が提供するプランが、DAZNが直接提供するプランより安いケースはあったとしており、既存ユーザーも一定数がDMMとのセットプランに移行すると予測。その上で、DAZN直販プラン側はNFTやtotoとの連携をはじめ独自の付加価値サービスがメリットになるとしている。