グランドセイコー 朝の情景を表現する新作 手曲げ針を搭載

セイコーウオッチは、腕時計ブランド「グランドセイコー」の新作として、明け方の情景をダイヤルで表現した「44GS 現代デザイン」の新モデル「SBGY011」を12月9日に発売する。スプリングドライブの腕時計で、価格は935,000円。

夜明けのおぼろげに空が明るくなっていく「朝ぼらけ」がテーマ。「朝もやの向こうに山々の目覚めを感じるような、信州の朝の情景」を、繊細な型打ち模様と透明感のあるホワイトのダイヤルで表現する。

分針と秒針は手作業で曲げられており、緩やかなカーブを描いてダイヤルとの距離を最小化し、判読性を高めている。風防は1967年発売の「44GS」同様のボックス型。縁の厚みを抑え重心を下げることで装着感にも配慮している。ケース径は40mmで、3針ノンデイトのシンプルな仕様。

分針と秒針は手作業で曲げられている

ムーブメントは手巻きのスプリングドライブで、「信州 時の匠工房」で製作されるムーブメント「キャリバー9R31」を搭載する。精度は平均月差±15秒(日差±1秒相当)。石数は30石。ひとつの香箱に2つの動力ぜんまいを用いるデュアル・スプリング・バレル機構を搭載し、パワーリザーブは72時間を実現する。

ケースはステンレススチール製、ストラップはクロコダイルレザー。風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧防水)。ケース径は40mm、厚さは10.5mm。

グランドセイコー ヘリテージコレクション「44GS 現代デザイン」SBGY011、935,000円