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みずほの楽天証券出資報道、「提携検討は事実」

5日に日本経済新聞などがみずほ証券による楽天証券への出資について報道した。この件について、みずほフィナンシャルグループと楽天グループは「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。ただし、「出資を含めて様々な提携機会を検討していることは事実」としている。

報道では、楽天グループが保有する楽天証券株式をみずほ証券が買い取る方式で、株式の約2割を取得し。持ち分法適用会社とすることで調整中としていた。

みずほFGと楽天グループは、それぞれ「当社が発表したものではない」としながら。楽天グループとみずほグループとの間で、みずほ証券による楽天証券への出資を含め様々な提携の機会を検討していることは事実。現時点で決定した事実はなく、開示すべき事実を決定した場合には、速やかに公表する」としている。

楽天証券は、口座数が800万を突破し、国内最大規模の顧客口座数のインターネット証券会社となっている。楽天グループは、10月3日付けで楽天証券ホールディングスを設立し、傘下に楽天証券、楽天投信顧問、楽天ウォレットを抱える形に再編。今後の楽天証券HDの上場を目指している。