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いたばしPayがスタート。プレミアム付デジタル通貨

東京都板橋区において、30%プレミアム付デジタル地域通貨「いたばしPay」が導入される。期間限定で、1セット13,000円分を10,000円で販売する。発行セット数は15万セットで、発行総額は19億5,000万円。

いたばし Payは、東京都板橋区の支援のもと、板橋区商店街振興組合連合会、板橋区商店街連合会が導入するデジタル地域通貨。全国のセブン銀行ATMからいたばしPayアプリに、当選セット数を上限として1,000円単位でチャージできる。

申込対象者は、板橋区在住、もしくは在勤、在学の中学生以上。申込期間は10月3日から10月20日で、専用アプリ「いたばしPay」の申込みフォームで受け付ける。1セット13,000円分を10,000円で最大10セットまで申込可能。申込多数の場合は抽選。

チャージ期間は10月25日から11月6日。通常チャージ分は'23年12月末まで、プレミアム分は'23年2月12日まで利用できる。

アプリ画面イメージ

「新しい生活様式」に対応したキャッシュレス決済の推進と地域経済の活性化を目的とし、プレミアム付の独自のデジタル地域通貨としてスタートすることで、物価高の影響を受ける区民と、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が減少している区内事業者の支援を行なう。板橋区内の消費活動や経済循環を促進させるとともに、行政ポイントの活用やアプリを通じた情報配信などによる、地域住民・事業者間の「つながり」の推進を目指す。

また、区内事業者の支援として、いたばし Payは加盟店向けのキャンペーンも実施する。加盟店手数料等は無料で利用でき、店舗でのいたばし Pay決済額の最大8%(上限10万円)が事業者に還元される。

いたばし Payアプリアイコンは、ひらがな「い」の文字をキャラクター化した「いっペイたくん」がモチーフ。やさしさを感じさせるキャラクターと文字のフォルムの上に、明るい未来への期待感や誠実さを感じさせる配色にしたという。

いたばし Payは、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォームMoneyEasyを活用。MoneyEasyは、スマートフォンアプリを使って、チャージから決済まで行なえる。支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間を掛けずに導入できることが特長。