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ワクチン接種証明アプリ、旧姓併記マイナカード対応は「年明け1月」

「新型コロナワクチン証明書アプリ」で、「マイナンバーカードに旧姓併記がある」場合などにアプリで証明書が発行できない問題について、デジタル庁の牧島大臣は、2022年1月中の修正を目標としていると明らかにした。

牧島大臣は、「問題は把握している。検証時間を確保するため、ファーストリリースに間に合わなかった」とし、「年内は難しいが、年明け1月以内にはなんとかということで作業を進めている」と説明。近日中に修正する方針を示した。

この問題は、20日に公開された証明書アプリにおいて、マイナンバーカードとスマートフォンを持っていても、「マイナンバーカードに旧姓併記がある」「パスポートに旧姓・別姓・別名の併記がある」場合に、アプリで接種証明書を発行できないというもの。

旧姓併記の場合、マイナンバーカードの氏名欄に「田中[佐藤] 花子」などと括弧書きで旧姓が記載されるが、今回のアプリのリリースには、「別姓」を表示するための仕組みが間に合わず、対応を見送り。後日修正する形となった。

なお、アプリで接種証明書を発行できない場合、紙の接種証明書を市区町村等で発行する。

牧島大臣記者会見(令和3年12月21日)