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ウェザーニューズ、「花粉探知ロボ」設置者募集。花粉の量を5段階通知

ウェザーニューズは、来春のスギ・ヒノキ花粉シーズンに向け、IoT花粉観測機「ポールンロボ」を設置する希望者を募集する。対象は、沖縄県を除く全国の家庭・病院・企業などで、締め切りは12月9日。

同社が2005年から取り組む「花粉プロジェクト」の一環として開発されてきたIoT花粉観測機で、現在は8代目。通信機能を内蔵し、Wi-Fi不要で電源さえあればどこでも観測が可能。直径約15cmの球体で、人の顔に見立てて目、鼻、口をデザイン。口の部分から空気を吸い込み、空気中の花粉を観測する。観測した花粉の数によって目の色が「白」「青」「黄」「赤」「紫」の5段階で変化し、花粉の飛散量を知らせる。これによりその日の花粉対策の目安として利用できる。

観測したデータはウェザーニューズに1分ごとに自動送信され、アプリ「ウェザーニュース」やWebサイト「花粉Ch.」で公開される。また毎日の花粉予報や通知サービスなどに活用する。

応募条件は下記の通り。

  • ポールンロボを大切にし、設置条件を満たしている人
  • 花粉症の人が望ましく、花粉プロジェクトに想いのある人
  • 症状や天気などリポート(報告)ができる方
  • ウェザーニュース会員(有料)

設置条件は下記の通り。

  • ポールンロボを吊るして固定ができ、風通しが良く、雨が直接当たらない場所があること(地面に置くことはできない)
  • 屋外に電源がある。もしくは屋外から屋内に電源ケーブルを通す穴がある(通気孔など)
  • docomoの電波が入る環境である(自宅にネットワーク環境がなくてもOK)